下図はVisual OMP™ を用いて予測されたRNAの2次構造とその上にマッピングされた対象配列へのアクセシビリティプロットであり、所与の条件下でのプライマーやプローブのデザインの際に最適と考えられるターゲット領域を示しています。 アクセシビリティプロット中で対象配列の構造の複雑性が高い部分(緑)と対象配列中で形成されているペアのアンフォールディングの際の自由エネルギー変化が大きい部分(青)が重なっている部分は強い2次構造が形成されている部分であり、この領域はデザインの際にターゲットから除外するべきであることを示しています。 2 次構造を形成するRNA配列に関するアクセシビリティプロットの結果。実験条件は55℃、55 mM NaClおよび0.5 mM MgCl2存在条件。 2 次構造を形成するRNA配列に関するアクセシビリティプロットの結果。実験条件は37℃、1 M NaCl存在条件。