Fusion
Antibodiesでは抗体のフォーマットを2種類の特異性を持つハイブリッド抗体(Bi-specific抗体)やscFv、Fabなどに変更するサービスを提供しております。
抗体をお預かりして改変を行うことも、抗体の作製から承ることもどちらも可能です。
Fusion Antibodies社の技術者の持つ抗体改変に関する経験と知識と、E.
Coliベースの確立されたプロトコルをもとに様々なフォーマットに効率よく変換します。
Bi-specific抗体
Fusion
Antibodiesでは2種類のモノクローナル抗体のハイブリッド抗体を作製することが可能です。
最近最初のbi-specific抗体に関するFDA承認がおりたように、2種類の抗体の効果を結合することには様々な優位性があります。
Fusion Antibodiesの治療薬部門では独自のヒト化double
targeting抗体fsn1006のプログラムを実施しており、この抗体フォーマットの優位性とFusion
Antibodiesの技術の高さを示す結果が得られております。
scFv構築
治療薬や診断薬の分野においてscFvやFabフォーマットには天然の全長抗体と比較して大きな優位性があります。
scFvはサイズが小さいためにがん細胞への浸透性が高いことや、腎臓への取り込みが少ないこと、血管クリアランスが速いこと、そしてヒト免疫系による応答が弱いことなどにより、放射性化合物を用いた療法や抗がん剤として非常に有用です。
Fusion Antibodiesでは様々な出発物質からscFvを作製することが可能です。
オプションA:抗体配列からの作製
最も迅速にscFvを作製する方法は抗体のDNA配列情報を頂き、合成から始める方法です。
この場合、DNAのコドン最適化等のデザインを行い、合成した後、独自の発現ベクターに組み込みます。
次にE. Coliを用いて発現して精製します。
標準納期:約8週間
オプションB:ハイブリドーマからの作製
お客様のハイブリドーマをお預かりし、最初にmRNAを抽出してcDNAベクター構築のためにクローニングし、配列を同定します。
同定後コドン最適化等の配列およびコンストラクトデザインを行い、VHおよびVLを発現ベクターにサブクローニングを行います。
次にE. Coli等を用いて発現し、精製します。
標準納期:約8週間
オプションC:抗体作製から
抗原をお預かりする、またはアクセッション番号をご指定頂き抗原調製を行う部分から承り、作製された抗体のフォーマットをscFvに変換することも可能です。
抗原調整から行う場合、アクセッション番号から遺伝子配列を合成し、クローニングを行った後免疫源として適切なグレードまで精製を行い、マウス免疫によるモノクローナル抗体の作製を実施します。
得られた抗体はその特性の解析を行い、最も優れた抗体をscFvとするための出発抗体として使用します。
標準納期:約28週間
Fab構築
Fabでは可変領域と定常領域がともに含まれているため、scFvと比較して構築やリコンビナントとしての発現がいくぶん複雑になります。
Fusion
Antibodiesでは長年の抗体生産の経験に基づいてFabフォーマットの構築を行います。
scFv構築で使用されるのと同じ重鎖および軽鎖可変領域が構築に使用されます。
モノクローナル抗体自体が入手可能な場合、酵素的にFabへ変換することや抗体の可変領域の配列解析から実施することが可能です。
モノクローナル抗体が入手できない場合でも、抗体の可変領域の配列が入手可能であれば配列の合成から実施することが可能です。