3D InSight™ Gravity PLUS™ プラットフォーム

プラットフォーム概要 (Suredrop™技術、GravityPLUS™およびTRAP™プレート)

SureDrop™ 技術は各ドロップへの溶液の分配と各ドロップからの吸引を正確に行うことを可能にします。この技術を利用して作製されたGravityPLUS™ プレートのウェルは、弾力に富んでおり、ピペットのチップを確実にウェルと密着させることが可能です。

このため、作業者や装置によるドロップ生成への影響を最小化し、サイズの再現性良くハンギングドロップを形成可能です。均一な懸濁液ではドロップに含まれる細胞の和はドロップの容積に比例するため、GravityPLUS™ プレートを用いて作製されたマイクロティッシュは直径のばらつきが5~7%と非常に均一な形状を示します。

プラットフォーム

GravityPLUS™ プレートは、ハンギングドロップを容易にかつ再現性良く作製することを可能にします。独自に設計されたウェルの形状により、必要な作業は手動のピペッターから自動化装置まで、方法を問わず細胞懸濁液50μL を上部からプレートに導入するだけです。

2 ~ 4 日程度でウェルに形成された各ドロップ中に1 個ずつマイクロティッシュが形成されます。独自の形状により、長期の培養や分化誘導のために、培地の70% を導入部から入れ替えることが可能です。

GravityPLUS™ プレートを使用してマイクロティッシュが形成された後は、培地をプレートの上部から追加したり、プレート遠心機を使用することにより、簡単にGravityTRAP™ プレートに移すことが可能です。このプレートの表面は吸着を防止する処理がなされており、表面への接触や分解を防ぎながらマイクロティッシュの比較的長期にわたる培養が可能です。

さらに独自のウェルの形状により、マイクロティッシュに影響を与えることなく96%までの培地の交換や化合物・試薬の追加が可能です。また、プレートに入れたまま、ハイスループット測定に供したり、底面を通してイメージを得ることも可能です。

GravityPLUS™ システムのご提供

GravityPLUS™プラットフォームを導入し、お客様社内/研究室内でマイクロティッシュの作製やそれを用いたアッセイ系の開発を行って頂くことも可能です。形成したマイクロティッシュは、長期間の培養と分析のために特別にデザインされたGravityTRAP™プレートに安全に移すことが可能であり、プレートのままアッセイや顕微鏡による観察を行うことが可能です。

また、GravityTRAP™プレートの底面は正確に1 mmであり、マイクロティッシュの成長を顕微鏡で観察することが可能です。GravityPLUS™標準キットはマイクロティッシュ作製用GravityPLUS™プレートセットと長期培養・アッセイ用GravityTRAP™プレートのセットです。はじめてお使い頂くお客様用に、少量のセットが含まれるGravityPLUS™トライアルキットの設定も御座います。

プラットフォーム

GravityPLUS™プレートセットの構成

GravityPLUS™プレートの上方(a)、下方(c)からの画像

(b) HCT-116 colon carcinomaマイクロティッシュ

(d) HCT-116マイクロティッシュの蛍光イメージ

標準キットの他、GravityPLUS™プレートセット単独やGravityTRAP™プレート単独で御注文頂くことも可能です。

注:GravityPLUS™ キットの弊社からの販売は現在の在庫をもって終了させて頂きます。

GravityTRAP™ ULAプレートのご提供

GravityTRAP™プレートを基盤としたGravityTRAP™ ULA(超低接着処理)プレートが2015年に追加されました。この製品に利用されているSureXchange™技術により、スフェロイドを吸い上げるリスクを最小化しながら確実に培地交換を行うことが可能です。また、長期にわたる培養も可能であり、培養期間中に底面から容易に経時変化を観察することが可能です。

GravityTRAP™ ULAプレートはがん細胞株の単独培養を含む単純なモデルや幹細胞の培養に適しており、コスト効率に優れたプレートです。サイズは比較的均一であり、長期培養も可能です。複雑なモデルやスフェロイド化が困難な細胞にはGravityPLUS™システムが最適です。

プラットフォーム

注:GravityTRAP™ ULAプレートの弊社からの販売は現在の在庫をもって終了させて頂きます。

GravityPLUS™の利点
プラットフォームだけではない、InSphero社が保有する一貫した結果のための技術