抗体タンパク質シークエンシングサービス

抗体タンパク質の *de novo* シークエンシング技術を用いることで、未知の抗体のアミノ酸配列を質量分析を用いて決定することができます。この技術は産生細胞を入手する必要やDNA配列の情報へのアクセスをすることなく配列を決定可能です。0.1mgの抗体をご提供頂くだけで、正確な重鎖および軽鎖の配列情報を含むレポートを数週間でお届けします。



抗体タンパク質シークエンシングサービス

抗体タンパク質の de novo シークエンシング技術を用いることで、未知の抗体のアミノ酸配列を質量分析を用いて決定することができます。この技術は産生細胞を入手する必要やDNA配列の情報へのアクセスをすることなく配列を決定可能です。0.1mgの抗体をご提供頂くだけで、正確な重鎖および軽鎖の配列情報を含むレポートを数週間でお届けします。

正確な抗体配列の同定

抗体配列中のアミノ酸が正しいことは、複数のプロテアーゼ処理を行ったサンプルの質量分析スペクトル間で一貫して強いシグナルピークが観測されることと重複部分がある複数のペプチド間で部分配列が一致していることで確認され、確実に全長タンパク質の配列が決定されます。また、翻訳後修飾についても同定・解析されますが、これはDNAシークエンシングでは実施できません。

ロイシン/イソロイシンの確実な識別

他の抗体シークエンシングサービスと異なり、独自のREmAb+WILD™ 法ではイソロイシンとロイシンのようなアイソマーを識別可能です。これにより、エラーが入る余地が生じる従来からの酵素消化によるロイシン/イソロイシン間の識別プロセスが不要となります。また、不確実な識別により、発現時にロイシン/イソロイシンの置換を試す必要が生じることもなく、時間及び費用の点で有利です。

広い用途

Rapid Novor社の抗体シークエンシングサービスは全ての抗体サブクラス・フォーマット(例:IgG、IgM、IgA、IgY、Fab、scFv)および様々な種の抗体(例:ヒト、マウス、ラット、ウサギ、ハムスター、羊、ヤギ)に対して利用可能です。複数の軽鎖が混合している抗体やコンジュゲーションされた抗体、タンパク質のコンタミネーションが生じている抗体のシークエンシングも実施例があります。