強制/過剰発現細胞作製 (SIRION Biotech社)

当社では、SIRION BIOTECH社の日本におけるパートナーとして、お客様の指定された細胞に対して、ご指定のターゲット遺伝子の高発現を実現する細胞の作製の受託を行っております。同社の技術やノウハウを活用することで、従来は導入や発現が困難であった細胞/遺伝子に対しても高発現可能な細胞を短期間に作製可能です。



当社では、SIRION BIOTECH社の日本におけるパートナーとして、お客様の指定された細胞に対して、ご指定のターゲット遺伝子の高発現を実現する細胞の作製の受託を行っております。

同社の技術やノウハウを活用することで、従来は導入や発現が困難であった細胞/遺伝子に対しても高発現可能な細胞を短期間に作製可能です。

技術紹介

  • 特定の遺伝子を強制的に発現した細胞を使用することで、創薬におけるターゲットの同定やバリデーション細胞モデルの構築、タンパク質や抗体などの安定的な発現系構築などが可能となります。
  • SIRION社の技術とノウハウを活かしたした強制/過剰発現細胞は、従来は発現が困難であった細胞や低発現量にとどまっていた細胞に対しても、高確率かつ高発現量を実現することが可能です。
  • 活用されている技術とノウハウには下記のものが含まれます。
    1. プロモータ等のエレメントの最適化ノウハウ
    2. 独自のベクタープラットフォームとバリデーションプラットフォームRNAiONE™
    3. 短期間で確実にターゲット配列が組み込まれたベクターの構築を可能にする、BACテクノロジー
    4. 遺伝子導入条件および培養条件最適化のためのノウハウ
    5. 独自の遺伝子導入技術と試薬
  • 過渡的発現にはアデノウイルス、安定的発現にはレンチウイルスまたはプラスミド導入など、ご使用用途に合致した方法をご提案させていただきます。
  • よりハイパフォーマンスまたは好ましい特性を持つ細胞の同定・単離を行い、モノクローナル化することも可能です。
  • 恒常的なノックダウンにより細胞の成長や各種活動への影響が懸念される場合、誘導物質を加えた場合にのみノックダウンが起こるよう、TET-inducibleな細胞とすることも可能です。(*)

(*)TET-inducibleベクターをご利用の場合、別途TET Systems社へのライセンス料のお支払いが必要となる場合がございます。

詳細は お問い合わせ ください。

各種強制/過剰発現手法の解説はこちら

強制/過剰発現細胞作製の流れ

  1. 組織の入手とプライマリ細胞の分離/プライマリ細胞または細胞株の入手(オプション)または細胞のお預かり
  2. primary cell/培養細胞を用いた培養条件最適化
  3. GFP発現テストと選択条件最適化
  4. ターゲットcDNAのデザインと作製(オプション)
  5. cDNA組み込みウイルスベクター/ウイルス/プラスミドの作製
  6. ウイルスベクター等の導入
  7. 抗生物質による選択
  8. ターゲット配列を含まないベクター導入細胞を対照とするqPCRによる発現のバリデーション
  9. 作製されたセルプールの増殖
  10. モノクローナル化(オプション)
  11. 特性解析(オプション)
  12. 選択されたクローンの増殖(オプション)

モノクローナル化

応用分野

  • 抗体や各種タンパク質などを高収量かつ安定的に発現する株を単離可能
  • 安定かつ均一なセルバンク
  • がん研究における組織移植モデル

サービス概要

  • 安定した結果を得られる細胞モデルの構築
  • 作製したセルプールから、モノクローナル化された「ハイ・パフォーマー」をお届けします。
  • クローンの数は10種類、50種類、100種類から選択していただけます。
  • ハイ・パフォーマーはqRT-PCRにて特定の遺伝子の発現量を測定することにより同定します。
  • 成長率や長期培養時の発現安定性(20世代)やその他の特性をチェックすることも可能です。

特徴

  • 高発現細胞をモノクローナル化することにより、セルプールの不均一性による発現量の低下を抑えられます。
  • 発現の安定性を確認いたしますので、細胞株の不均一化が抑えられます。
  • 安定かつ均一なセルバンキングが可能となります。
  • マーカー遺伝子の発現プロファイルやジェノタイピング、遺伝子組み込み部位のゲノムマッピング等の情報をオプションでご提供可能です。

モノクローナル化の流れ

  1. セルプールから限界希釈法により単一細胞を単離
  2. Genetics Clone Select™ Imagerによる単一性の確認と成長率のモニタリング
  3. 個々のクローンの小スケールでの培養
  4. qRT-PCRまたはウェスタンブロッティングによるハイ・パフォーマーの同定/ご希望の方法による望ましい特性を持ったクローンの同定
  5. 大スケールでの培養
  6. 遺伝子の発現、成長率の測定、長期間の培養による影響の測定によるQC
  7. マーカー遺伝子の発現プロファイルやジェノタイピング、遺伝子組み込み部位のゲノムマッピング等の情報入手(オプション)