センサー細胞作製 (SIRION Biotech社)

当社では、SIRION BIOTECH社の日本におけるパートナーとして、hypoxiaの影響やアクチンのダイナミクスを研究するためのセンサー細胞のご提供を行っております。

技術紹介

SenCELL Hypoxia™

細胞周囲の低酸素状態とがんの進行および薬剤耐性の獲得は深い関係があり、低酸素状態の細胞の研究は癌研究にとって重要な位置づけを持ちます。

SenCELL Hypoxia™ではルシフェラーゼとHIF1Aの酸素依存性分解ドメインを融合させています。

これにより、正常な酸素濃度の場合はルシフェラーゼは翻訳後修飾を受け、プロテアソーム系により分解されます。

低酸素状態に陥った場合、HIF1Aの誘導が起こり、ルシフェラーゼが発現します。

レポーターの半減期は約6分であり、低酸素状態の迅速な検出が可能です。

ODD-Luciferase colon cancer 細胞株の作製

図.1 レンチウイルスを用いたODD-Luciferase colon cancer 細胞株の作製

低酸素状態は塩化コバルトによって引き起こされます。結果として、ODD-Luciferase過剰発現細胞(ODD-Luc2)中で塩化コバルト処理後化学発光が強く誘導されることが確認できました。


SenCELL LifeAct™

SIRION BIOTECH 社ではibidi 社との提携により、SenCELL LifeAct™ を開発することに成功しました。

SenCELL LifeAct™では蛍光タンパク質と結合させた低分子量のアクチン結合タンパク質ドメインを発現させることにより、細胞骨格の再構築における動的プロセスに影響を与えることなくアクチンのダイナミクスをとらえることが可能です。


【特徴】
A549細胞への導入

Live imaging やHigh Content Analysis に最適です。

化学誘因物質を用いたmigration assay を含む様々なアッセイ系に応用可能です。

到着後すぐにお使いいただける様に、バリデーション済みの凍結細胞ストックとしてお届けします。

よりリーズナブルなバルク単位での供給も可能です。

*SenCELL LifeAct™ はibidi 社(http://www.ibidi.com/)よりお求めいただけます。