Time Bioscience社とその提供製品について

Time Bioscience社ではWntシグナルを研究するための組み換えタンパク質や、レポーター安定発現細胞を含む製品の販売を開始しました。 Wntタンパク質はシステインリッチな分泌ポリペプチドのファミリーであり、細胞間のコミュニケーションや、増殖、細胞遊走、生存と自己再生といった重要な機能に関与しています。特にWnt3aシグナルはオルガノイドの成長に重要な役割を果たしています。加えてWnt発現の活性化を欠失させることは、有糸分裂や形態形成、細胞運命の変更に関わっており、発生生物学やがん研究において非常に重要と考えられています。


Time Bioscience社では高純度製品として85~90%、低純度製品として75%の純度の、ヒトまたはマウス組み換えWntタンパク質の製品ラインを順次拡張しております。ヒトの組み換えタンパク質はHEK-293細胞を用いて発現・精製され、マウスのタンパク質はCHO細胞から発現・精製されたタンパク質であり、これらは様々な細胞アッセイや細胞の処理でお使いいただけます。また、安定発現Wntレポーター細胞も提供しております。


組み換えWntタンパク質製品

カタログ番号 純度 内容量 製品説明
rhW1HEKL-001 75% 1 μg ヒト組み換えWnt3aタンパク質
タグ無し
HEK283細胞使用
rhW1HEKL-002 2 μg
rhW1HEKL-010 10 μg
rhW1HEKH-001 85~90% 1 μg
rhW1HEKH-002 2 μg
rhW1HEKH-010 10 μg
rmW3aL-001 75% 1 μg マウス組み換えWnt3aタンパク質
タグ無し
CHO細胞使用
rmW3aL-002 2 μg
rmW3aL-010 10 μg
rmW3aH-001 85~90% 1 μg
rmW3aH-002 2 μg
rmW3aH-010 10 μg
rhmW5aL-001 75% 1 μg ヒト/マウス組み換えWnt5aタンパク質
タグ無し
CHO細胞使用
(ヒトおよびマウスWnt5aの
アミノ酸配列は同一です)
rhmW5aL-002 2 μg
rhmW5aL-010 10 μg
rhmW5aH-001 85~90% 1 μg
rhmW5aH-002 2 μg
rhmW5aH-010 10 μg

Wnt発現レポーター細胞

カタログ番号 細胞株 ホタル
ルシフェラーゼ発現
ウミシイタケルシフェラーゼ発現 GFP発現 特記事項
恒常的 Wnt依存的 恒常的 恒常的
WRHEK293M HEK293 × ×
WRHEK293A HEK293 × ×
WRHEK293P HEK293 〇/× ×/〇 293M+293Aセット
WRHCT116M HCT-116 × ×
RHCT116A HCT0-116 ×
RHCT116P HCT0-116 〇/× ×/〇 116M+116Aセット
WRCL480M SW480 × ×
WRCL480A SW480 × ×
WRCL480P SW480 〇/× ×/〇 × 480M+480Aセット

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