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ポリマーのキャリアとしての特徴
それぞれのポリマーのキャリアとしての特徴
Iris Biotech社でご提供可能なそれぞれのポリマーがどのような分子量分散、特性を有し、どのような分野に対して応用可能かをまとめております。
表1.各ポリマーの特徴
| ポリマー | PAR | PGA | POR | PSR | PEG | Pentrimeters | PAS |
| モノマー | アルギニン | グルタミン酸 | オルニチン | サルコシン | エチレングリコール | 通常2,3 のエチレンオキサイドのユニット | プロリン、アラニン |
| 分子量分散 | D = 1.1 – 1.2 | D = 1.1 – 1.2 | D = 1.1 – 1.2 | D = 1.1 – 1.2 | 36 量体まで:単分散 それ以上:1.05-1.2 | 単分散 | 単分散 |
| 分子量 | 1 kDa から 100 kDa | 1 kDa から 100 kDa | 1 kDa から 100 kDa | 1 kDa から 100 kDa | 100 Da から 20 kDa | 100 Da から4 kDa | 幅広い分子量が指定可能 |
| 特性 | 生体適合性 生分解性 | 生体適合性 生分解性 | 生体適合性 生分解性 | 生体適合性 生体に近い条件で分解性あり | 20kDa まで:抗原性および免疫原性はなし 蓄積による毒性は60kDa 以上のもので確認される 過剰な摂取によりライソゾーム病を引き起こす危険性 | モノマーによる | 生体適合性 生分解性 |
| 応用 | バイオ医薬 特に低分子に有効 複数担持で免疫原性への応用 | バイオ医薬 特に低分子に有効 複数担持で免疫原性への応用 多剤併用治療への応用は臨床試験フェーズ3 の段階に | バイオ医薬 特に低分子に有効 複数担持で免疫原性への応用 | バイオ医薬 特に低分子に有効 ラクトソーム、ペプトソーム、マイクロカプセル、ナノキャリア、イメージング、汚染防止、表面修飾、がん治療での応用例の報告あり | 低分子量PEG が改善するのは溶解性のみ PEG 自体は治療に影響なし 高分子量PEG は様々な領域で応用例あり | 複数の低分子の担持が可能多剤併用治療に最適な分子 | PAS を付加した配列を生産可能な 発現システムを利用するバイオ医薬品 に対し特に力を発揮します |
| 結合様式 | 化学的に結合 末端および側鎖 | 化学的に結合 末端および側鎖 | 化学的に結合 末端および側鎖 | 化学的に結合 末端 | 化学的に結合 末端 | 化学的に結合 | 遺伝子組み換え技術 および化学的に結合 |
| 結合可能な末端数 | 3 以上 | 3 以上 | 3 以上 | 最大2 | 最大2 | 第一世代:最大5 3 種類の異なる結合を世代ごとに設計可能 第二世代以上:様々な設計が可能 | 1 |
| 可能な官能基 | 様々な官能基が付加されたものが市販されています。市販されていない官能基についても合成可能です。 | 様々な官能基が付加されたものが市販されています。市販されていない官能基についても合成可能です。 | 様々な官能基が付加されたものが市販されています。市販されていない官能基についても合成可能です。 | 様々な官能基が付加されたものが市販されています。市販されていない官能基についても合成可能です。 | 様々な官能基が付加されたものが市販されています。市販されていない官能基についても合成可能です。 | 様々な官能基が付加されたものが市販されています。市販されていない官能基についても合成可能です。 | アミノ基、カルボキシ基のみ |
