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TRF-qFM アッセイキット

TRF-qFM は均一系の高感度単一ラベルアッセイです。

このアッセイではユーロピウムキレートでラベルされたリガンドのみが必要とされます。可溶性の消光剤はキレートの蛍光に影響を及ぼし、遊離のラベル済みリガンドからの蛍光を選択的に消光します。

これにより、遊離のリガンドの存在下でも複合体の形成を検出、モニターすることが可能です。

表1. TRF-qFM アッセイキット一覧

カタログ番号商品名価 格
Q10000TRF-qFM assay β2-adreno receptorお問い合わせください
Q20000TRF-qFM assay, Estradiol immunoassayお問い合わせください
Q30000TRF-qFM assay, GTP binding assayお問い合わせください
Q40000TRF-qFM assay, GTP assay: Agonist stimulation of 2-adreno-receptorお問い合わせください
Q50000TRF-qFM assay, Estrogen receptor-ligand bindingお問い合わせください
Q60000TRF-qFM assay, Cyclic AMP assayお問い合わせください
Q70000TRF-qFM assay, Endogenous alpha receptor-ligandお問い合わせください
Q80000TRF-qFM assay, Delta opiate receptor ligand assayお問い合わせください
Q90000TRF-qFM assay, GTPase (small) GDP-GTP exchangeお問い合わせください
QCA00TRF-qFM Custom assay developmentお問い合わせください

利用例

GTP-binding assay

アゴニストの添加により、レセプターの活性化、Gタンパク質の結合を経てEuラベルGTPが複合体に結合します。

消光剤の添加により、結合しているEuラベルGTPは消光剤の影響を受けず蛍光を発しますが、結合していないEuラベルGTPは消光されます。

このことを利用すると、消光剤添加後の蛍光を観測することで添加した化合物のアゴニストとしての作用を判定することができます。

図1. アゴニスト

図1.アゴニスト

図2. 非アゴニスト

図2.非アゴニスト

β2-ARアッセイ

β2-ARに対するリガンドをEuでラベルして添加することにより、初期状態では消光剤を加えても消光されることがなく、蛍光が観測されます。

化合物がレセプターとの結合活性を持つ場合、ラベル試薬はこの化合物と置換され、消光剤により消光されますが、活性を持たない場合傾向が観測されます。

図3. 化合物添加

図3.化合物添加

図4. 化合物の結合活性あり

図4.化合物の結合活性あり

図5. 化合物の結合活性なし

図5.化合物の結合活性なし

カスタムTRF-qFMアッセイ開発

お客様のご要望に合わせて、カスタムでTRF-qFMアッセイキットを開発することも可能です。

詳しくは お問い合わせ ください。