PEPperCHIP™ カスタムマイクロアレイ
単一抗原由来のオーバーラッピングペプチドからウイルスプロテオーム全体、あるいはランダムペプチドまで、PEPperPrint社ではその独自の技術を活かし、合理的な価格でカスタムPEPperCHIP™
マイクロアレイを提供します。
諸元
- ペプチド合成:ダブルカップリングを利用したFmoc法によるオンチップ合成
- マイクロアレイフォーマット:標準スライドフォーマット(3”×1”、75.4mm×25.0×1.0mm)
- アレイ当たりのペプチド数:100~4,300ペプチド(2重に配置した場合)
- チップ当たりのアレイ領域数:単一領域~16領域
- アレイ内容物:タンパク質由来のオーバーラッピングペプチド、ペプチドライブラリ、アミノ酸残基置換ペプチド等
- 構成アミノ酸:L- およびD-アミノ酸、シトルリン他非標準および非天然アミノ酸
- ペプチド長:標準的には15mer。最大20mer まで可能です。
- コントロールペプチド:標準ではHA(YPYDVPDYAG)およびFlag(DYKDDDDKAS)ペプチド。
ご要望に応じてその他のコントロールも設定可能です。お客様のご使用用途にあわせて最適なアレイデザインやセットアップのサポートを致します。詳細は
お問い合わせ
下さい。
アプリケーション例
- 抗原およびエピトープ探索
- エピトープマッピング
- エピトープ同定
- エピトープアミノ酸置換
- 免疫モニタリング
- 血清中バイオマーカー探索
- キナーゼ基質最適化
- ペプチドターゲットバインダー最適化
インプットおよびアウトプット
- 10~20μL血清または血漿または10~20μg精製抗体
- タンパク質情報(例:FASTAフォーマットまたはUniProt ID)またはペプチド配列(Excel, Word またはtextファイル)
分析
PEPperCHIP™ カスタムマイクロアレイの分析は簡単でお客様ご自身の研究室でご実施頂くことも、サービスとしてPEPperPrint社で実施することもどちらも可能です。
納期
アレイのデザインから品質検査の終了まで約 3 週間です。
特徴
- 高いスポット密度および1枚当たりのペプチド数を実現
- あらゆる種類のペプチドをロード可能な柔軟性
- ご要望に応じて変更可能なマイクロアレイのレイアウト
- 個々のペプチド合成および精製が不要なオンチップ合成により安価な提供価格を実現
- チップあたり独立にアッセイ可能な複数のアレイ領域のコピー数を実現(1~16)
- 独自のスライドコーティング技術によって優れたS/N比を実現
- マイクロアレイの使用前後にわたる包括的なサポート