抗体タンパク質シークエンシングサービス + 発現サービス

抗体タンパク質の *de novo* シークエンシング技術を用いることで、少量の抗体しか存在しない状態から新たに抗体を生産し、お届けします。ハイブリドーマが滅失した場合、抗体の配列情報が消失した場合等に便利です。



抗体タンパク質シークエンシング + 発現サービス

抗体タンパク質の de novo シークエンシング技術を用いることで、少量の抗体しか存在しない状態から新たに抗体を生産し、お届けします。ハイブリドーマが滅失した場合、抗体の配列情報が消失した場合等に便利です。

ハイブリドーマなしでの抗体生産

本サービスでは少量の抗体を出発物質とし、抗体の配列を決定し、最初の抗体と全く同じ配列を持つ抗体を生産しお届けします。

ロイシン/イソロイシンの確実な識別

他の抗体シークエンシングサービスと異なり、独自のREmAb+WILD™ 法ではイソロイシンとロイシンのようなアイソマーを識別可能です。これにより、エラーが入る余地が生じる従来からの酵素消化によるロイシン/イソロイシン間の識別プロセスが不要となります。また、不確実な識別により、発現時にロイシン/イソロイシンの置換を試す必要が生じることもなく、時間及び費用の点で有利です。

広い用途

Rapid Novor社の抗体シークエンシングサービスは全ての抗体サブクラス・フォーマット(例:IgG、IgM、IgA、IgY、Fab、scFv)および様々な種の抗体(例:ヒト、マウス、ラット、ウサギ、ハムスター、羊、ヤギ)に対して利用可能です。複数の軽鎖が混合している抗体やコンジュゲーションされた抗体、タンパク質のコンタミネーションが生じている抗体のシークエンシングも実施例があります。

コストと時間の節約

抗体配列中のアミノ酸が正しいことは、複数のプロテアーゼ処理を行ったサンプルの質量分析スペクトル間で一貫して強いシグナルピークが観測されることと重複部分がある複数のペプチド間で部分配列が一致していることで確認され、確実に全長タンパク質の配列が決定されます。このため、発現の段階で可能性がある様々な変異体を試す必要がなく、生産された抗体は元の抗体と同様の特性を示します。