PEPperPRINT社 技術情報

PEPperPrint 社の誇るPEPperCHIP™テクノロジーは、ペプチドを合成後スポッターやリソグラフィーで基盤に結合する通常の方法とは異なり、24 色のレーザープリンターを利用して特殊なコーティングを施したガラス基板上に直接ペプチドを合成します。ペプチド鎖の伸長はFmoc法を使用します。



PEPperPrint 社の誇るPEPperCHIP™ テクノロジーは、ペプチドを合成後スポッターやリソグラフィーで基盤に結合する通常の方法とは異なり、24 色のレーザープリンターを利用して特殊なコーティングを施したガラス基板上に直接ペプチドを合成します。ペプチド鎖の伸長はFmoc法を使用します。

レーザープリンターから放出された特殊なマイクロ粒子(トナー)は融解後、アレイ上のペプチド鎖の末端に結合され、余分な試薬等を洗浄後次のステップのためにN 末端が脱保護されます。

この技術は以下の点で優れています。

  • オンチップ合成による高い柔軟性
  • 超高速プリント
  • 高密度かつ高解像度のスポット
  • 安価な提供価格
  • 低いトナー消費

PEPperCHIP™ 技術とPEPperCHIP™ マイクロアレイ製品には以下のような要素技術が利用されています。

PEPperPRINT社 技術情報ページ一覧 ( 4 件 )

アミノ酸トナー

長期間にわたるマイクロ粒子および内包アミノ酸の安定性によって、PEPperCHIP™テクノロジーを利用すると必要な試薬の量が減少し、他の方法を利用したマイクロアレイの作製と比較すると飛躍的なコストの低減が可能になります。

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最終更新日: 2018年03月27日 (Tuesday)

スライドコーティング

非特異的なタンパク質/ ペプチドとスライド表面との相互作用のため、マイクロアレイのパフォーマンスおよびこれを用いたアッセイの感度はスライドの表面処理に大きく依存します。PEPperPrint社の技術者達は性能が不十分である既存の製品を利用せず、アッセイの品質およびデータの再現性を担保することが可能になる独自の表面コーティング技術を開発しました。

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最終更新日: 2018年03月27日 (Tuesday)

マイクロアレイ用レーザープリンター

PEPperCHIP™テクノロジーで使用されるレーザープリンターはPEPLASER FP7-HEALTH プロジェクトを通じて開発されたものです。基本的な機構は通常のレーザープリンターと同様ですが、スライドのアラインメントを行うための光学系や、繰り返しの合成を狂いなく行うためのステージや精密制御装置が備わっています。また、通常の4 色や6 色のプリンターと異なり、20 種類の標準アミノ酸およびD-アミノ酸やシトルリン、その他の非標準および非天然アミノ酸を使用出来るように24 のプリンティングユニットを有しています。プリンターの基礎部分は単一のブロックで構成されており、振動や熱による変動等に起因して生じる合成上の不正確さを防止します。

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最終更新日: 2018年03月27日 (Tuesday)

品質管理システム

PEPperPrint社では製品およびサービスを最高の品質基準で提供するため、ISO 9001:2008 の認証を取得しています。品質管理システムのバリデーションを行い、認証を継続するため、毎年社内外の監査を実施しています。また、独自に継続的な品質改良を重ねています。。

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最終更新日: 2018年03月27日 (Tuesday)