SIRION
BIOTECH社の技術とノウハウを結集して開発された独自のバリデーションプラットフォームRNAiONE™を利用し、お客様がデザインされたshRNA配列のバリデーションを承ることが可能です。
このバリデーションプラットフォームは、同社のpValベクターシステムを利用し、shRNAのノックダウン効率をHEK293またはNIH-3T3株を用いて評価いたします。
pValベクターシステムには、
- shRNAをそのまま導入する形式(U6プロモーター) の他にも、conditionalな発現系でご使用になる場合のバリデーション用に
- TET-inducible*なshRNAとして評価する形式(EF1aプロモーター)のシステム
もございます。
(*)細胞のご使用に際して別途TET
Systems社へのライセンス料が必要となる場合がございます。
ご希望によりプロモータの変更やマーカーの追加を行うことも可能です。
また、microRNAを模倣した部分配列を有することで、特異的プロセッシングによる効果的な遺伝子発現抑制を可能にしたshRNA-mirとして導入して評価することも可能です。
shRNAバリデーションの流れ
- ご指定いただいたshRNAおよび対象遺伝子cDNAの作製(必要な場合)
- pValベクターへターゲット遺伝子(GOI)のcDNAをクローニング(pVal-GOI)
- shRNAをpVal-GOI(=pVal-GOI-shRNA1-x)へクローニング
- HEK293もしくはNIH-3T3細胞へ遺伝子導入し、バリデーションベクターを得る
- qRT-PCRによるターゲット遺伝子ノックダウンの定量化