PEPperMAP™ リン酸化修飾解析サービス ペプチドマイクロアレイはキナーゼの基質となるペプチド配列の最適化にも有用です。使用するアレイではリン酸化サイト周辺のアミノ酸残基の1残基置換スキャンを行っており、ATPの存在下でチロシンキナーゼまたはセリン/スレオニンキナーゼとインキュベートします。リン酸化されたチロシン、セリンまたはスレオニンは蛍光ラベルされたタグで染色されます。元の配列より強くまたは弱くリン酸化される配列が同定されます。 アプリケーション キナーゼ基質ペプチド配列最適化、変異によるキナーゼの基質認識の変化の解析 サンプル 解析対象の精製キナーゼ 100μg マイクロアレイ構成ペプチド 元ペプチドのリン酸化サイトの-2, -1, +1, +2 の位置の各アミノ酸残基を他の19種 類のアミノ酸残で置換したペプチド コントロールペプチド HA ペプチド(アレイのフレーム部位)およびpolyEYおよびpolyEAY(アレイの中心部) 必要情報 キナーゼ基質ペプチド配列情報 c-Srcによる2 種類のペプチド由来配列のリン酸化 強くリン酸化される配列がヒットとして示されている。配列はバックグラウンド(-)に対するスポットの蛍光強度によって弱(1,000~3,000 FU:+)、中(3,000~10,000 FU;++)、強(10,000~20,000 FU;+++) および非常に強(20,000 FU 以上;++++) に分類された。元の配列から置換されたアミノ酸残基は緑色で示されている。 目次 PEPperMAP™ リン酸化修飾解析サービス アプリケーション サンプル マイクロアレイ構成ペプチド コントロールペプチド 必要情報