ハルマン誘導体

代謝的薬物相互作用

薬物との相互作用とは、投与された薬物の活性に他の物質が影響を与えることをいいます。

薬物の活性が増加/減少したりするだけでなく、単独では有り得ない影響を及ぼす場合もあります。

基本的には、薬物-薬物相互作用とは上記の相互作用が薬物同士で起こる場合を指します。

しかし、相互作用は薬物-薬物間だけではなく、食品、ハーブ、アルコール、ニコチンのように薬物やほかの摂取した物質の間にも存在し得ます。

薬剤の主成分と相互作用しうる副成分の知識が欠けていることにより、誤用してしまうことにより健康被害を招きかねません。


シトクロムP450の薬物相互作用

薬物もしくは植物の2次代謝物のCYP酵素に対する阻害活性を評価するためのバリデーション済みin vitro試験(in vitro表現型アッセイ)が必要とされています。

この目的を達成するのに最も力を発揮するツールは、液体クロマトグラフィーと質量分析(LC/MS/MS)もしくは蛍光(LC/蛍光)による検出を組み合わせた手法や、蛍光を用いたマイクロタイタープレートベースのアッセイを用いる迅速スクリーニング方法です。

in vitroでの表現型の研究に用いる基質は、系中で迅速にLC/MS/MS、LC/蛍光もしくはマイクロタイタープレートベースの蛍光アッセイで特異的に検出可能な単一の化合物(代謝物)に変換される必要があります。

高価なCYPアイソザイムの使用量が少量で済むため、代謝回転の高い基質であることが望ましいといえます。


hルマン誘導体 -高い代謝回転数を新基質-

CYP酵素は、ページに記載されているハルマン基質に対し、高い選択性を持ちます。

例えばBBH(LS-3180)はCYP3A4、CYP1B1およびCYP2D6によって代謝され、MCBH(LS-3205)はサブファミリーCYP2Cによって選択的に代謝されます。